Wechat Pay(QRコード決済)がこれだけ普及した理由は?

QRコード決済がこれだけ普及した理由は? 現金いらずの街「深セン」にて

中国南部に位置する広東省の深セン(深圳)市。

中国有数のものづくりの拠点として古くから発展し、近年はスマートフォンやドローンメーカーなどの工場がひしめく世界有数のハイテクの街として知られています。

今日から全3回(29日、30日、31日18:00配信)で、世界の最先端の街「深セン」の魅力を紹介します。
第1回は、「広まるQRコード決済について」です。

QRコードで何でもできてしまう街

「人類史上最速で発展する場所」「紅いシリコンバレー」などと呼ばれることもある深センでの、QRコードによるキャッシュレス決済。

テックやビジネス系メディアには度々登場する話題ですが「中国では、実際にどんな場所で、どう使われているのか?」という体験映像を見たことがある人は、まだ少ないのではないでしょうか?
ぜひこの動画と記事で、現地のリアルな様子をチェックしてみてください!

どの会社が提供するサービス?

中国で広く使われているキャッシュレス決済といえば、少し前までは『銀聯(UnionPay)』が有名でしたが、スマートフォンの普及とともに庶民の決済手段として爆発的に普及したのがスマホアプリとQRコードを利用した決済方法です。

この決済サービスを提供する2大企業は、10億人が使う巨大チャットサービス『WeChat』を提供するテンセント(騰訊)と、通販大手のアリババ(阿里巴巴集団)。それぞれが『WeChat Pay』と『Alipay』という名前でQRコードを利用した支払いや送金ができるプラットフォームを提供しています。

QRコード決済は、現在、広く中国で普及しており、訪日中国人に向けて日本国内の一部店舗でも利用可能になるなど、その存在感が大きく増しています。この仕組みがまっさきに広まった場所のひとつが広東省の深セン市でした。

その理由のひとつが『WeChat Pay』を提供するテンセントが深セン発祥の企業で、現在も同市に本社を構えているからだといわれています。

同社のお膝元とも言える深センでは、レストランやスーパーマーケットのみならず地下鉄や路上で果物を売る人まで、QRコード決済による支払いを受け付けている深セン。「QRコード決済に対応した物乞い」が存在する、というウワサがあるほどです。

どこで使える?


地下鉄の自動改札には「QRコード」のリーダーが取り付けられており、上の写真のように自分のスマホにコードを表示してかざすだけで、ゲートが開けて通過できます。このコードは、「WeChat」内のミニアプリと呼ばれる機能から呼び出して使うため、日本の「suica」や「icoca」などの交通系ICカードと異なり、タッチするだけでOKというわけではありません。

アプリを開くので手間が必要ですが、現地の人たちはそんなことは気にすることなく使用しているよう。改札の前で観察していると、半分近くの人が改札を抜ける際にQRコード決済を使用していた印象です。

深セン中心部から、少し離れたエリアの路上でさくらんぼを売っているおばさんも、支払い用のQRコードを持っていました。こちらの場合は、販売者側が持っているQRコードがプリントされた紙を、購入者が持っているスマホでスキャンして、指定された金額を支払う仕組みです。

街角の売店でも使える


街角にある売店でも、机にQRコードが貼り付けてあり、これをスマートフォンでスキャンすることで支払いが行なえます。

お店の人に声をかけて欲しい商品を伝えるところまでは、現金での購入と同じ。支払いの際にお店に貼られたQRコードをスキャンします。すると、金額を入力する画面が表示されるので、そこに支払額を打ち込み決済完了です。「支払い済」の表示をお店の人に見せると購入が完了する、という流れです。

それなりの手順があり、実際に使ってみるとそれほどスピーディーというわけではありませんでしたが、お釣りのやりとりなどのわずらわしさが無いのはとても便利でした。

なお、偽札や傷んで使えないお札を渡されるリスクが高い中国では、そのような問題を解決する方法としても、このQRコード決済が重宝されているようです。必ずしも「支払いが早い」ことだけが求められているのではなく、「キャッシュレスであること」そのものが大きなメリットになのです。

また、金銭的余裕がなくクレジットジットカードを持てなかった人たちにとっては、スマートフォンひとつで、キャッシュレス化の恩恵に預かれるようになるのも重要なことで、これまで電子決済をする手段がなかった、多くの中国人たちが使うお金の流れが変わったといわれています。

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キャッシュレス化が進む中国、深セン。QRコード決済によるキャッシュレス化が中国全土に広がり、近く14億人の「財布」に革命が起きるかもしれません。

(取材・記事:楯雅平、取材協力:川ノ上和文)https://bouncy.news/20518

Wechat Pay(ウィーチャットペイ)の導入方法


ウィーチャットペイ店舗に導入(加盟店)
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ウィーチャットペイの使い方
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