27歳男、退職して違う道に進んだ
始めまして、私は過去にブラック企業と呼ばれる部類に当たるIT系のお仕事をしている会社に勤めていました。
会社を退職した経緯ですが2010年ごろを境にどうあがいても会社の業績を回復させる方法が無いということで退職を願い出たと言う話です。
私は当時事務とプログラミング両方の仕事を担っていたため、会社の売り上げですとか経営状態を知り尽くしており、業績をあげていた際の方法についても知っており度重なるプログラマーに対しての残業や暴言の他、給料を支払わないなどと言う手法も知っており、給料の支払いをストップしろと言うような命令を受けたこともあります。
私自身このような命令に従わないといけないような会社で下がいく当てもなかったので会社にしたがっていたと言うわけです。
私が退職を決心したのは会社がなくなることを知っていた点と、転職先が見つかったので会社に義理立てする必要性がなくなったため、退社したまでです。
退社をして後悔した点としては、周囲の人間に対して会社が潰れることを黙っていたことでしょう。
潰れると分っていたら他の人も私のように退社して違う場所で働くことも出来た可能性がありますが私は潰れることを黙ってました。
理由は、会社の社員同士の仲が悪く係わりたくなかったため黙っていたと言うわけです。
この一点に置いて後悔をしていますがそれ以外に置いては公開はしてないです。
と言うか、ブラック企業は従わないと首になったり、余計条件の悪い環境で働かされますので従わないことに漉した事は無く、言い換えればしたがっているフリでもいいわけです。
最後にこれを見てくれた人にアドバイスをするとなると、ブラック企業の場合まず業績を見ることです。
業績が良いのに給料とか待遇が悪い場合は訴えると社内環境が改善することがあり、訴える際首を覚悟で訴えるか匿名で訴えることです。
とにかく社内の状況を第3者に知ってもらうことが重要です。
業績が悪い場合は耐えて違う働き先を見つけるしか問題解決する方法は無いです。
33歳男退職して疲労回復
私がブラック企業を退職したのは二年前になります。
営業と配送の会社で、私が入社したときにはまだできて四年ほどの若い会社でした。
求人には入社して1年目の例、5年目の例などで、良い待遇・給与や特典が記載されておりました。
しかしいざ張り切って入社してみると嘘ばかりでした。
入社当初は手取り22万、3年経っても22万。
一年で3000円しかあがりません。
もちろんボーナスもあがらず。
まあ僕の実力不足もあるのは重々承知ですが。。。
でも聞いてください。
同期入社の割と成績のいい奴らもそのような感じなんです。
おまけに残業代もつかない。
この給料の中に残業代も含まれています、そんな言い方。
つまり残業代なしだろ!怒
朝8時~提示は17時だけどそんな時間に帰れたころなどなく
帰宅時間は21時をいつもまわっていました。
そんなんだから、同期入社の奴もどんどん辞めていき・・・
自分も辞めることを考えながら日々の試練の繰り返しでした。
ただひとつ良かったのは、取引先の人達が親切で
いつも他愛もない話のついでにいい肉をくれたことかな。
社長は思いつきでどんどん忙しい社員に
新しい仕事を要求。
社員全員毎日ブログを書けといってみたり。
そのためどんどん残業時間は伸びるばかり。
有給はあるものの、皆とっていないのでとれない空気。
これって一番最悪なパターンなんですよね。
子供の運動会や発表会などでは、休んでいるひとも
ちらほらいましたが、皆申し訳なさそうに。
。
しかも半休ですしね。
私も小さい子がいたので、
年に1回くらいは有給使いましたが
もちろん半休です。
妻にも申し訳なかったと思っているし
自分も無理なノルマでぼろぼろだし。
週6で働いていたので、日曜しか休めないし
育児にも参加があまりできていませんでした。
妻は不機嫌ながらも文句いいながらも私を支えてくれました。
そしてとうとう転職を決意。
現在は前職より待遇の良い会社で
余裕をもって働いています。
やっぱり働く環境を選ぶことは大事ですね。
32歳女悩むことなく在宅で楽しく仕事が出来るように
主婦をしながら、パート感覚で在宅ライターとして仕事をしている32歳女性です。
私がブラック企業を退職したのは26歳の時。
大学卒業後にそのまま結婚をして、2年専業主婦をしてからこのブラック企業に就職しました。
そのため、在籍していたのは約2年ほどになります。
とにかくパワハラとセクハラのひどい職場でした。
それでいて無能な上司が多く、仕事をしろと言う割にまともに仕事をすると怒られます。
彼らよりも仕事をすると怒られてしまうんです。
それでいて仕事量を減らすとまた怒られる。
何をしても怒られますし、おまけにいやらしい嫌味付き。
最初は我慢していましたが、元々気の強い性格ということもあって我慢できなくなってしまったんです。
退職するという旨を上司に伝えても嫌がらせで話にならないので、まずは証拠を集めました。
それを労働基準監督署に相談し、平行してパワハラやセクハラに関しては労働局へ。
弁護士の知人がいたので、そこにも相談をしました。
身近なところに弁護士がいたのが一番大きかったと思います。
後は、証拠をしっかり収集していたことも良かったと褒められました。
動き始めてからはもう一言で言うとブチギレ状態でした。
リミッターが解除されたような感じですね。
電話が苦手なのですが毎日あちこちに電話をかけて相談したりと、ある意味充実していたと思います。
特に後悔することはありませんが、今だったら退職代行サービスがあるのですよね。
私の時もそういうサービスを利用していればもっと早く退職出来たのではと思います。
ブラック企業は働くことはもちろんですが、辞めることも大変です。
そのため、これから退職を考えている方はしっかり相談して周りと連携していくことをおすすめします。
特に証拠が無いと労働基準監督署などでは動いてもらえませんので、証拠を集めながら相談をしていくというのが大切ですね。
その際にサービス残業など労働基準法関係は労働基準監督署、ハラスメント関係は労働局など各所に得意分野があるので、事前にしっかり確認しておくと無駄がありません。
37歳女 クリーンな企業に転職し、忙しくも安定して働けています
30代後半女性、現在は小売業で販売の仕事をしております。
現在の会社に入社する前、兄弟と分担しながらではありましたが実家の親の介護をしていたので、限られた時間ででき、なおかつ時給の高い仕事を探しておりました。
医薬品販売関係の資格を持っており、それを活かした仕事であれば時給も平均よりは高いので、その資格所持者向けの専門の求人サイトで仕事を探しました。
店舗での販売の仕事が大半な中、医薬品・健康食品のネット販売をしているという小さな企業の求人があり、パートタイムでの勤務が可能で、業務は大半がネット販売に関する内勤と書かれていたので、介護で体力的にも疲れていた時期だったので助かると思い応募し、就業することになりました。
内勤とのことだったのでデータ入力や顧客管理などを想像していたのですが、入ってみて分かったのは任されるのはいわゆる「コールセンター」的な業務で、顧客からかかってきた電話の応対をしたり、ウェブから問い合わせをしてきた新規の方にセールストークをして購入を促すような仕事でした。
想像していた内容とは違ったとはいえ、資格や知識を活かして仕事ができるならいいかと前向きに考えていましたが、先輩の仕事のサポートをするだけだった3ヶ月の研修期間が終わったあと、徐々に会社のブラックさが見えてくるようになりました。
まず、ウェブから問い合わせをしてきた新規のお客さんに対し、こうこうこのように丸めこみ、定期購入にこぎつけさせ、一度契約をさせた後は途中で辞退したいと言われた際もこのように説得しやめさせない、などのマニュアルを叩き込まれました。
長期的なしばりをつけての薬の販売や、合っていないと考えられる薬を続けさせたりなどは明らかに薬事法違反であり、資格を剥奪されてもおかしくないことなので、すぐに上司にこれはいけないのではと意見しましたが、もっともらしい言い訳をされるだけで改善するつもりは一切なさそうでした。
私が素直に従わない為上司と話をさせられましたが、「固いことではなく、リラックスしてここだけの話をしよう」などと口では言いながら、会議室に上司と二人きりではありましたが不自然にノートパソコンを持ち込み、なにやら操作した後で話をさせられたため、後から思えば別の部屋の幹部たちに聞かれていたのだろうと思います。
その後社長との面談になり、会社のオフィスではない謎のマンションの一室に呼び出され(ポストにも玄関にも会社名は一切書かれておらず、下手したらマンションの管理者には個人として借りているのではないかと思いました)「国の法律よりも会社の方針に従ってもらえないのなら辞めてもらって構わない」、のようなことを言われたので、私もそんな会社の為にせっかく取った資格を剥奪されるようなことになってはたまらないので、その日で退職を決めました。
後から知った話ですが、その企業は保健所の抜き打ち検査に何度か引っかかっており、何度も営業停止の処分を受けたことがあったようです。
退職した後も、意味の分からない都合のいい誓約書のようなものが送られて来ましたが、全て無視しました。
就業中、悩みを聞いてくれるお姉さんのようなポジションの人事の女性がいたのですが、今思うと彼女に話した疑問点はすべて上に報告されていたのだと思います。
どんな小さな会社でも、社員のクレーム担当というか、「うまいこと言って丸め込む」みたいな人事担当がいることを学習しました。
もし自分の会社はブラックじゃないのか、と悩んでいる人がいたら、会社内の人間ではなく、外部の会社のある程度経験を積んだ大人に相談するのがいいと思います。
会社内の人間はお互い妥協してやっていたとしても、社会的にタブーはタブーなので、我慢してまで変な会社に時間と労力を捧げるのはもったいないです。
39歳 男性 安定企業で安心生活
私は39歳で現在食品の卸売業に勤めています。
前職は特許事務所に勤めていました。
特許事務所というと華やかな雰囲気で高収入の見込める勝ち組な仕事というイメージを持たれがちですが、私の勤めていた事務所はそうではありませんでした。
私は外国事務に所属していましたが、男性の事務は基本的に所長が帰るまで自分から帰ることはできません。
残業代は規定の3時間分しか支給されず、それを超えた分はサービス残業になります。
23:00を過ぎても帰れないことなど頻繁にありました。
また事務長兼副所長の女性は男性事務をホストと勘違いしており、仕事中に自分の買い物に連れ出され、荷物持ちをさせられることがあります。
自分のキャリアアップのためにとにかく耐えましたが、大手のクライアントから契約を打ち切られたとき、人員整理が始まりました。
高収入の技術者は希望退職を募り、事務職は減給というとひどい有り様でした。
そのとき私は転職を決意しました。
しかし2年という短い経験ではなかなか他の事務所で採用してもらえず、何十社と面接を受けましたがことごとく落ちました。
そしてまだ30代であることから畑違いの新しい分野に挑戦しても遅くはないと信じ、別の業界の仕事も視野に入れて就活を続けました。
ハローワークや転職サイトを活用して仕事を探していましたが、ビビっとくるような会社はなかなか見つかりませんでした。
ところが就活の帰り道、とある会社の張り紙を見つけました。
それは学校給食の食品会社でした。
私は特許事務所のようにひとつの大きなクライアントから契約を切られただけで経営が揺らぐような不安定な会社はこりごりだったので、とにかく安定している会社を希望していました。
そしてこの会社は学校相手の取引なので安定してるのではないかと大きく期待を膨らませました。
幸い私はトラックの運転、営業の経験があったため優遇され、またその会社が張り紙だけの応募しかしていなかったため若くて経験のある私を採用してくれました。
前より年収は大きく落ちてしまいましたが、安定して働くことができています。
別業界に転職したことに後悔はありませんが、焦らず根強く特許事務所にこだわって就活をしていればもっと良い年収だったのではないかなと思うことはあります。
前職の業界に強いこだわりがなければ新しい業界に挑戦することも視野に入れた方がよいと思います。
広く見渡せば可能性は無限にあると感じました。